Isono Shrine Homepage


平成24年7月23日(月)

朝から暑い一日です。
境内ではセミの鳴き声も聞こえ、夏休み期間でもあり、子供たちの声もたくさん聞こえています。

夏越祭まであと10日です。

今日は夏越祭(おなごせはん)のいわれを、少しお伝えしたいと思います。

夏の夜の風物詩夏越祭について、天保年間に書かれた「雨夜の伽(とぎ)草」という本に伊曽乃神社の夏越祭を次のように記してあります。

「加茂川原に出、見渡せば・・・・・・中略・・・・・夏越(なごし)のお祓いには、川に仮殿をしつらひ、神輿(しんよ)を据(すえ)奉り十八ケ村の下禰宜(しもねぎ)等集り形代(かたしろ)を流し麻(あさ)を切り茅(ち)の輪を潜(くぐ)りて、祭祀(さいし)の法則おごそかなり。・・・・・中略・・・・・神に捧げし万灯(まんとう)の水に映じ売物店の灯は蛍の戦(きお)うに似たり。川の彼方此方に上る花火は吉野龍田の花紅葉を忘れて戯れ遊び諷(きそ)うあれば踊るありて興(きょう)に入れば月も浮かれて爰(ここ)に遊び給うかとぞ思われ侍(はべ)る」

とありまして,伊曽乃神社の夏越祭の盛大さがうかがわれます。

形代(人形)がお手元にない場合、斎場でお渡しできますので、ぜひお参りにお越しください。

たくさんの方の御参拝、心よりお待ちしております。